Ictus Values

価値観とは

あなたの中にある羅針盤

価値観とは、「すべき」という義務でも、「したい」という願望でもありません。

既にあなたの中にあって、失ったら自分を許せないと感じるもの。
空気や水のように、当たり前にそこにあるもの。それが価値観です。

当たり前すぎて自分では認識できない。だからこそ私たちは選択に迷い、決断できず、自分の人生を生きているのかわからなくなる時があります。

価値観が「羅針盤」と呼ばれるのは、そのためです。

価値観と信念の違い

人間の心には階層構造があります。

最も深い層には、言語化できない「存在の根源」があります。そこから「意識」が生まれ、意識は「価値観」を通じて現実世界と接続します。

価値観の外側には「信念」があります。「自分は○○な人間だ」「世界は△△であるべきだ」という固定化された認識です。セルフイメージや固定観念、偏見を含み、その多くは過去の環境で生き延びるために身につけた「鎧」とも言えます。

信念は処方的です——「〜すべき」と私たちに指示します。一方、価値観は記述的です——「〜を大切にしている」と、ただそこにあります。

多くの人は、自分の信念を価値観だと誤解しています。しかし信念は過去の条件によって形成されたものであり、本当のあなたではないかもしれません。

価値観は、信念のさらに奥にあります。

認識を阻む日常のループ

私たちの日常は、感情→思考→行動→感覚という循環ループの中で完結しています。

朝起きて「眠い」と感じ、「仕事に行きたくない」と思い、それでも出勤する。このループは自動的に回り続けます。

価値観はこのループの外に位置しています。ループ全体の方向性を静かに規定していますが、ループの中にいる限り、価値観に意識が向くことはありません。

シュワルツ(価値観研究の第一人者)が指摘するように、「価値観が意識されるのは、大切にしている異なる価値観同士が相反するとき」に限られます。

つまり、選択に迷うとき、決断できないとき、自分の人生を生きているのかわからなくなったとき、そうした転機においてはじめて、「自分は本当は何を大切にしていたのか」という問いが浮上するのです。

CABモデル

葛藤の正体がわかれば、迷いは問いに変わる

価値観を知ることは、選択と決断の羅針盤を手に入れることです。

何と何がぶつかっているのかが分かれば、迷いは「解くべき問い」に変わります。

例えば、「自分らしく自由に生きたい」と「大切な人のために尽くしたい」は、どちらも等しくあなたの大切なもの。
その葛藤の正体を知ることが、後悔のない選択への第一歩です。

さらに、同じ「達成したい」という思いにも、認められたいという欠乏からの動機と、可能性を発揮したいという成長からの動機があります。自分がどの意識レベルから動いているのかを知ることで、行動の質そのものが変わります。

このプロファイルは、日常のループから一歩引いて、あなたの価値観を意識的に見つめるための手がかりとなります。

3次元空間で捉える価値観

Ictus Values®は、世界的に確立された3つの理論を統合して開発されました。

「何を」大切にするかを明らかにするシュワルツの普遍的価値理論(70カ国以上・30万人以上のデータ)。
「なぜ」それを大切にするかを解き明かすバレットの意識発達理論(6,000以上の組織で実証)。
「どのような欲求から」大切にするかを分析するマズローの欲求階層理論。

これらを統合し、21の価値観を3つの視点——いつ大切にするか(時間的視点)、誰と大切にするか(関係の範囲)、どのように大切にするか(次元的視点)——で立体的に分析。
あなただけの価値観プロファイルを描き出します。

自分の人生を生きるために
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